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(写真と文:イシイ アイ)

2008/04/26

 60 気持ちよくなった場所で見えてくること


 昨日はぐっすりと眠りました。それでも朝に少し疲れが残っているのを感じるくらい、今週は工房の中を
動き回った一週間でした。

  何をそんなに動き回っていたかというと、昨日、雑誌の取材があり、そのために必死で片づけをしていたのでした。私たちにとって、今回のように工房や家具の撮影をしてもらって、ライターさんとお話しするという、しっかりとした取材は初めてのことでした。

  これを機に「お客さんに本当に見てもらいたいものを見てもらえる空間をつくろう」というのと、「自分達も過ごしていて、もっと気持ちよく居られる場所にしよう。」という二つを軸に場所の整理を始めました。ずっとやりたいと思っていたことだったので、レイアウトなどは簡単に決まったのですが、やること・つくるものは盛りだくさんで、全部はやりきれなかったけれど、何とか思っていた場所と近い感じにはなりました。

  そして昨日、前日の大雨も上がり快晴でした。
朝10時に編集者さん、ライターさん、カメラマンさんが到着し、ざっと全体を案内したところで、撮影と取材が平行して進められました。カメラマンの方は数分で「良しここだ。」という、取って置きの場所を見つけ出します。まず最初のページの撮影が行われました。まだ出来上がった写真は見ていないけれど、多分、おじいちゃん、おばあちゃんになるまで大切に出来るような写真になっているような気がします。一枚も記念の写真というものを持っていなかったので、なんだかとても嬉しい。

  それからライターの方とのお話、もともと話すのがそんなに上手でない2人なので、聞きたいことを聞き出すのが、ちょっと大変だったかなぁ。反省屋の相方さんは、今朝も「あの時はああ言えばよかったかも」と色々と頭の中で戦っているようです。私も今までのことは話せるのですが、デザイン・これからのことなどについては、まだまだ自分の中で整理がついていないなと話してみて痛感しました。人と話すこと、質問を投げかけてもらうことって、本当に大事なことだと思いました。自分では見えていないこと見つめようとしていないことが、どんどんあらわになるというか、自分にとっては少し苦しいことだけど、大きく成長するきっかけになることだと感じました。

  今は前よりずっと気持ちよくなった場所で、少しずつこれからのことなど頭の整理を進めないとと思いながら、少しだけぼんやりとしています。 こんな風に色々考えるきっかけを与えてくださった、編集者の君島さん・ライターの介川さん・カメラマンの飯貝さん、ありがとうございました。あと、皆さんが帰られた後、飯貝さんが撮影したという、とある雑誌の記事を読み返してみると、自分が興味深く何度も読み返したページで、写真を撮るときに参考にしていた写真も多々有り、そんな方に撮影していただけてとても嬉しかったのでした。

 
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