あん: 「さとくん、さいきん むちゃくちゃ さむいね。
ふとんからなかなか でられなくてこまるわ
。」
さと: 「そうやな ねえさん。
けさはいえのすいどう こおってたほどやで。
おちゃもいれられへんかったわ。
」
あん: 「おんだんか おんだんかっていうけど、
こんだけさむいと
ほんとかなって
おもわない?」
さと: 「おんだんかかー。おんだんかと ふゆのさむさ。
それとこれとは またちがうんやないか。」
あん: 「そうかなあ。
なんか よのなかって むずかしいわ…」
さと: 「そらそうや。ひとすじなわでは いかへんでー」
あん: 「それはそうと・・・。このあいだ
きんじょのおばさんが ふきのとうが もうとれる
っていってた。」
さと: 「ふきのとう? もう とれるん?」
あん: 「そうらしいよ。みそあえにしたら おいしかったって」
さと: 「
しろごはんに ふきのとうの みそあえのせたら
なんばいでも いけそうやな・・・。
あかん。 よだれ でてきたわ。
それにしても…
さむいふゆも あとすこしってことやなあ。 」
あん: 「そうだね さとくん。
だれかが いってたっけ。
はるのこない ふゆはない って。」
さと: 「ねえさん。 たまには いいこと いうなあ」
あん: 「
えへへへ。がらにもないこと いっちゃった?
いったじぶんが はずかしいー ってか。」
さと: 「・・・。
なんか よけい さむくなったわ。」
あん: 「それはそうと ・・・。
わたしたちも ふきのとう
さがしにいってみる?」
さと: 「それは めいあん。
いきましょかー。
みそあえに てんぷら …。
あかん。 よだれ でてきたわー。
」
あん: 「さとくん。たべることばっかりいってないで。
はやくしないと おいてくよ!」
さと: 「
ねえさーん まってー!
きょうは おいてかんといてー!」
ある冬の日の会話?より。